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さいたまスタジアム2002 観戦講座

去年10月にオープンし、ワールドカップ準決勝が行われるさいたまスタジアム2002。
観戦講座はサッカー初心者を対象に、午後1:30から真新しい1階のボールルームで始まりました。限定150人の参加者全員に、リーフレットやニューズレター、スタジアムのシンボルマークの入ったノート、マスコットのピンバッジだけでなく、缶入りのお茶まで用意され、至れり尽くせりでした。

河野正氏 高野純一氏 講座は埼玉新聞運動部記者である河野正氏と、スタジアム運営課の高野純一氏の対談形式で行われました。
お話はまず、河野氏が70年代のスタープレイヤー、ヨハン・クライフの試合を見てサッカーにのめり込んだ由来から始まりました。日本のプロスポーツといえばまず野球で、サッカーはまだまだ充分な市民権を得てはいないけれど、一度スタジアムに足を運んで観戦し、プレイヤーの名前と顔を一致させることが出来るようになれば、その楽しさも一層増すはずとのことでした。

オフサイドに関する説明の様子 次はルールについて。英国で生まれたスポーツだけあって、あくまで「紳士的に」が基本。最も重要な規則は、手を使わない、怪我をさせない、罵らないということだそうです。また、とかく複雑だと思われがちな「オフサイド」について、わかりやすく説明していただき、日本の歴史や文化については詳しいくせに、サッカーに関しては殆ど知識を持たない我々には大変役に立ちました。

続いてJリーグのシステムや、いわゆる「勝ち点」についての説明の後、いよいよワールドカップに関するお話がありました。一次リーグ(予選)に出場するのは32カ国で、うち半分の16カ国の試合が日本で行われます。勝敗の決め方は、一次リーグは前後半90分のみで延長戦は行われず引き分けがありえますが、決勝トーナメントでは、現在のJリーグと同様、15分ハーフの延長戦でVゴール方式が取り入れられます。しかし、それでも勝敗がつかない場合、Jリーグとは異なり、PK戦が行われます。

埼玉スタジアム ボード 河野氏は、観戦に来た外国人を見かけたら積極的に話しかけることを勧めておられましたが、その人たちが酒臭い場合、まずフーリガンだと思って間違いないので、そのときは近寄らないようにと説明されたときは、会場が笑いに包まれました。外国から来る観戦者を迎え入れることを専門としている我がJFGの面々は思わず苦笑。たとえフーリガンであっても、大切なお客様として扱わなければならない通訳ガイドの宿命を感じました。
そこで、フーリガン対策にもテーマは及び、手荷物検査やボディチェックが実施されることや、缶・ビンの類は持ち込み禁止などのお話をうかがいました。

埼玉スタジアム その後、二手に分かれてスタジアムを見学しました。
63,700の収容人員は完成当時、サッカー専用スタジアムとしては東洋一を誇っていたそうですが、たまたま見学に来たソウルスタジアム関係者がそれを知り、慌てて300席を自国のスタジアムに増やしたため、惜しくも東洋で2位になってしまったそうです。
それでも、スパイクを履いた選手が滑らないようなゴムの床や、反射によって視界を妨げるガラスのないテレビ・ラジオ実況室など、細かな気配りのきいた立派なスタジアムでした。

(サイトチーム)

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