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外国人に喜ばれる場所・料理は?(後編)

浜離宮庭園 フランス人と日本庭園(東京の場合)
最近、日本庭園が好きだというフランス人が多くなってきた気がします。
浜離宮フランスでもインテリアと並んでガーデニングがブームですし、東洋的な「癒し」を求める時代的背景もあるのでしょう。
広々としてのんびりできる新宿御苑、小さいながらも好まれる皇居東御苑、大名庭園として完成度が高い六義園、東京ドームで少々イメージが壊されますが水戸徳川家の屋敷跡の小石川後楽園など。しかし近代建築物との同居という意味で、浜離宮庭園ほどのスケールになると、そのシュールなコンポジションにあっという面白さがあるようでむしろ喜ばれます。
その他、芸術家のアトリエだった朝倉彫塑館や横山大観記念館は日本の住まいをその庭と共に訪れることができ大変好評でした。(N.H.)

スペイン語圏の人と電車
団体での観光の移動手段は貸し切りバスが一般的です。ある時、「普通の場所が見たい」と言われ、責任者の了承を得て、移動の一部を路面電車に切り替えたことがありました。中南米諸国の多くではバスの方が普及しているので、大半が電車初体験、皆緊張の面持ちで乗車しました。ところが車内では一変、すぐさま女性に席を譲る方、熱心に日常的な外の風景に見入る方、必死で揺れるつり革につかまる方、隣席の日本人と話をする方(言葉は通じないはずなのですが)など、それぞれの時間を満喫されました。好奇心旺盛なラテン系の方には、わずかな時間でも日常の空気を肌で感じる「体験型」 が喜ばれるようです。(K.K.)

忠臣蔵 大石倉之助の像 イタリア人の場合
マルコ・ポーロは別として、一般的にイタリア人はあまり長距離旅行をしません。長い夏の休暇も国内か欧州内のリゾート地へ行くようです。来日するイタリア人の殆どはビジネスやご招待、イベントがらみで、特に日本に興味があってということではないように思われます。自費で観光目的で来る少数派は、いわゆるglobe-trotterか武道など特定の分野で日本と関わりを持って憧れて来る人達です。前者と後者を合わせたような若い夫婦が来た時、「ローニンの話を読んだから泉岳寺へ行きたい」と言ったことがあります。おかげで忠臣蔵好きの私も彼らと共に四十七士の墓参りができたので、印象に残りました。(K.J.)

ブラジル人と鉄板焼きのお代わり
ブラジル人は毎日肉を食べます。肉とはもちろん牛肉のことです。日本は肉が高い、ステーキなどはビックリするような値段で、食べられないと思っている人が多いようです。実際、値段を聞いて自分で払って食べようとする人はまずい ません。でも、食べたい。鉄板焼がツアーの食事に入っていたりすると、「お代わりしてもいいですか?」
軽い気持ちで「いい」と言おうものなら、大変なことになります。お代わりとは2枚ではありません。ホテル・オークラのガーデン・バーベキューで、「在庫の肉がなくなりました。取り寄せましょうか?時間がかかりますが・・・」と 言われた事があります。太っ腹のスポンサーも真っ青、「それは結構です」とお断りしました。(M.K.)

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