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ポルトガル語で好調なスタート

村田由紀子さん 通訳案内業という仕事を知ったのは、ポルトガル語を生かせる仕事を探していたことがきっかけでした。学生時代を海外で過ごした私には、1次、2次の語学試験よりも3次の地理・歴史の方が難関でしたが、無事合格。当時はまだ就職中であったため、土・日のみ個人のお客様を相手にガイド・デビューしました。

初めてのお客様は、企業研修のため来日されていたブラジル人。夕方から夜にかけての限られた時間内で、いろいろ日本のことを知りたいということでした。遅くまで営業している観光施設やデパートをインターネ ット等で検索し、短時間で効率良く回れるようにスケジュールを組み、夜の東京を楽しんでいただきました。

武道館 ある時は、やはりお仕事で来日したお客様をご案内することになりました。この方は大のビートルズ・ファンで、「ジョンレノンミュージアム」から武道館、ビートルズ専門のお店まで事前にインターネットで 調べていました。しかし、それらは紙の上の情報。指定の場所に行き着くまでに見えてくる景色や聞こえてくる音はネットではわかりません。特に、通訳ガイドがいたことで専門店のオーナーさんとお互いの 「ビートルズ・ファン歴」をお話しできたと、とても喜んでいらっしゃいました。

純粋に観光目的で来日されるお客様はしっかり下調べをされています。この場合、ガイドブックには載っていない日常生活の話をします。あるお客様は、日本人は勤勉で理想的な国民というイメージをお持ちで、自国を卑下されていました。しかし、日本も他国と同様に内外様々な問題を抱えていることを説明すると安心して、打ち解けて下さいました。

こんな新人でも、今春には総勢90名の企業のインセンティブ・ツアーをガイドするお仕事に巡り合うことができました。準備期間はあるものの、やはりいざとなると、どこから手をつけたものか不安になりました。そんな時、参考になり、励みになったのがJFGの業務研修。先輩ガイドのモデルガイディングだけでなく、注意すべきポイント、失敗談など、いろいろな情報を得ることができました。他にも、JFGホームページの組合員専用ページやメーリングリストによって、自宅に居ながらにして各観光地の最新情報をリアルタイム で教えていただきました。

通訳ガイドの仕事は、自分の努力とパフォーマンス次第でお客様の反応も違ってくるので責任重大ですが、とても遣り甲斐を感じています。今後もお客様を楽しませ、自分も楽しみながら続けて行きたいと思います。

(村田由紀子)

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