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2005年度 JFG新合格者研修会(関西)レポート

2006年3月、2005年度国家試験合格者を対象に研修会を関西において開催しました。2月1日から開始した受講生受付は、3日に早々と定員に達しました。今年度の合格者数が前年度を大きく上回ったことが影響しているものと思われます(合格者総数789名、昨年度は408名)。研修会参加者47名の内訳は英語39名、中国語5名、ロシア語2名、ポルトガル語1名でした。うち関西在住者は25名で、他は東京、神奈川、愛知などからの参加でした。

関西空港 第1日目(3月3日) 午前中はセミナー。講師は関西の理事3名。JFGの紹介、本年4月1から施行される通訳案内士法の説明、ガイドという職業について、業界の実情など多岐に渡ってのイントロダクションが行われました。午後は京都駅から貸し切りバスで大阪に出発。ベテラン講師による大阪についての総論的な講義がありました。大阪城では駐車場から城へ辿りつくまでのオペレーションについてのアドバイス、城内でのガイディ ングのポイントなどの説明があり、その後関西空港へ向かいました。途中進路を大阪の中心にとり、車中から証券取引所、中之島公会堂などを見ながら講師の説明を聞きました。空港ではミーティングとセンディングについての実地講義を2班に分かれて受けました。帰途、受講生がその場で与えられたテーマをもとにマイクを持ってスピーチするという実地訓練を行いましたが、皆臆することなく話をまとめていました。

第2日目(3月4日) 京都駅からバスで奈良へ向かいました。法隆寺をめざした約2時間弱の道中、英語によるベテランガイドの講義があり、ロングドライブ時のトピックスの選び方などを中心にした講義。昼食後、興福寺、東大寺、春日大社三ヶ所を英語グループと中国語グループに分かれての実地研修。その間NHK奈良支局の取材を受けました(この模様は3月7日午後5時45分からの「もっともっと関西」という番組で放映されました)。帰途、昨日に続いて研修生のスピーチの実地訓練を実施。

第3日目(3月5日) おだやかな日和に恵まれた京都研修では、三十三間堂、二条城、竜安寺、金閣寺、ハンディクラフトセンター、平安神宮、清水寺を回りました。道筋の選び方、車中からの京都の見所などを中心にした講義は受講生にとっては興味深いものだったでしょう。シーズン前とはいえ人出は多く、要所をおさえたベテラン講師の誘導は受講者にとってまたとないオペレーションの勉強になったことと思われます。最後に自由参加で清水寺から祇園コーナーまでウォーキングツアーを実施。八坂の塔、石塀小路、祇園を回って研修終了。なお二条城を実習中、京都新聞から取材がありました(3月7日朝刊に記事掲載)。

第4日目(3月18日) 平安神宮 京都キャンパスプラザで終日セミナー。午前中は「就業準備」という点を中心に委員長からのアドバイス、二年目の新人の体験談、ベテランによる「神戸観光のポイ ント」、理事による業界の現状分析と続きました。フレッシュな新人の体験談は受講者の関心を大いに引いた様子で活発な質問が出ました。午後は現役ガイドの現場報告。特に厳しい状況に置かれている中国語ガイドの話は説得力がありました。元気一杯の三重県在住のガイドによる「伊勢志摩観光のポイント」は面白く、「ガイドとはこうあらねば!」と受講者の身近なモデルになったことと思われます。続いて小グループに分かれての懇談会がもたれ、最後に修了証授与で締め括られました。

ガイド業界には大きな変化の波が押し寄せてきています。この様な時だからこそ同業者団体としてのJFGの存在が一層重要になってきているのではないでしょうか。受講生の方々にそんな私達の思いが伝わった4日間であったと信じております。

(JFG西日本新人研修委員会 矢吹隆子)

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