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ロボットミュージアムと古川美術館及び爲三郎記念館

2007年度第1回中部研修会が1月27日に名古屋で開かれました。
午前の部ではロボットミュージアムを訪問し、午後には古川美術館で学芸員による 美術講座「福を招く絵画」についてのスライドを使った解説、展示絵画のギャラリートークを楽しみました。

ロボシンク(ロボットミュージアム) ロボットミュジアムでのデモ 2006年10月にロボットを通して“想像⇔創造を感じるこころ”を育むロボットカルチャーミュージアム「ROBOTHINK」が名古屋・栄に誕生しました。
1920年チェコの作家、カレル・チャペックによる戯曲「R.U.R.」のなかで、初めて「ロボット」という言葉は登場します。労働(robota)―その語源のとおり、人間の代わりに働く人造人間という存在でした。それから80年。
本や映画や漫画といった想像の中で進化するロボットを現実にする為に、人間達が頭と技術を使って本物のロボットを創りだしてきた歴史が2階の「ロボットクロニクル」ではよくわかります。(iPodによる音声ガイドあり)

2005年の愛知地球博で短期間展示されたロボットスーツ「HAL」は、体に装着することで人間の身体機能を拡張、増幅、強化する、まさに「夢の機械」というべきシステム。近い将来、医療・介護分野・災害レスキューなど幅広い分野での適用が期待されています。3月18日までの展示。

関西弁を話すソニーのアイボやパロといった人間に癒しを与えるペットロボットとの触れあいコーナーは子供たちに大人気。ペットロボットという考え方は人と共生するパートナーロボットへと発展を見せました。警備や救助や介護など産業分野以外での実用ロボットも次々と登場しています。人々が夢見たロボットと共に暮らす社会は現実のものとして目の前に現れようとしています。

古川美術館 企画展「祝画三昧」 古川美術館正面 一代でヘラルドグループを築きあげ、名古屋の映画興業の歴史とも言える人生を歩んだ故古川爲三郎が、長年にわたって収集し、大切にしてきた美術品を集めたのが古川美術館です。その所蔵品の中から特におめでたいとされる絵を選んで「祝画三昧(しゅくがざんまい)」の美術講座が開かれました。
昔から人々は正月や節句、四季にあわせて部屋を設え、縁起のよい物や絵を飾って自分達のもとに福が来ることを祈ってきました。初夢に見ると縁起が良いとされるものの代表「一富士、二鷹、三茄子」。他におめでたいモチーフとして鶴亀、松竹梅、七福神も好まれました。それらのいわれや言葉の持つ意味について掘り下げて解説を受け、襖絵や掛け軸など外国の方に説明する折の貴重なポイントやヒントを授かりました。(詳細について組合員の方は、後日発行のJFG通信をお読みください)

爲三郎記念館 古川為三郎記念館 古川美術館より徒歩数分のところにある爲三郎記念館は、ここを終のすみかとし、103歳で天寿を全うするまで、この住まいを愛した古川爲三郎の「創建時の数寄屋の姿をとどめる邸宅を皆様の憩いの場に」という遺志により平成7年から広く公開されるようになりました。茶事を目的に昭和9年に建てられた数寄屋建築の「爲春亭(いしゅんてい)」と、四季折々の美しさを見せる日本庭園、そしてその中にひっそりとたたずむ茶室「知足庵」から成り立っています。(季節の和菓子付抹茶もあります)

(片柳恭子)

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