日本の世界遺産

現在日本の観光地の19カ所がユネスコの世界遺産として登録されています。これまで興味なかった場所でも世界遺産となればぜひ訪れたくなるのは日本人の性格ですね。 これらの世界遺産には多くの外国人も訪れます。同じように世界遺産を求めているのでしょうか。それとも?。。。


「白川郷」 「世界遺産」という言葉がお客様にも浸透してきたのはここ数年でしょうか。事前の期待と知名度に反し(?)、喜ばれるのが白川郷・五箇山。富士山の人気は別格。 登録までの道のりは話すものの、「自然」か「文化」か、にはあまり興味なし。見えるか否かですね。(英語:H・K)

年々スペイン語圏の人々の日本観光熱は上昇傾向にあるが、実際はまたまだ遠い国。一生に一度かもしれない日本でまず目指すのは、金閣寺、宮島、日光東照宮、 少し足を伸ばして白川郷など。気がつくと殆どが世界遺産に登録されている代表的な場所となります。(スペイン語 F・T)

ドイツ語圏からのお客様に人気の世界遺産といえば富士山でしょうか。純粋に富士山の美しい姿を一目見たいと思っていらっしゃる方が多いです。 また、樹海に点在する溶岩洞穴は怪奇な景観も相まってちょっとした冒険気分を味わうことができるので好評です。(ドイツ語 N・K)

「法隆寺」 斑鳩の里に堂々と静かに佇む法隆寺、慌ただしい旅を好まないフランス人を私はよくこの寺院にお連れします。 日本の世界遺産第一号でありながら観光地の喧騒から離れ、ゆったりと時の流れる境内を散策し、 日本の心の源流に触れ、皆さんの顔に心穏やかな笑顔が広がります。(フランス語 Y・T)

イタリアは最も世界遺産の多い国だそうです。ですから日本の世界遺産にはあまり興味がないのか、さほど感激されません。 また、感性を大事にする国民性なので与えられるタイトルにとらわれることなく、自分の感性で日本観光を楽しんで下さっています。(イタリア語:N・I)

ポルトガル語圏のお客様は日本の文化、料理、景色、建築、生活などあらゆることに興味をお持ちです。 「浅草宴会」 最近ではインターネットで下調べをなさって来られるので、その観光地が世界遺産であるかより日本を見る、知る、感じる、を大切にしているようです。(ポルトガル語 S・T)

ビザの縛りが強いロシアからわざわざ日本を目指す方は買物ではなく、日本のわび・さびを求め、世界遺産の京都、奈良、日光、宮島、富士に行き、 日本料理も毎日のように召し上がります。広島原爆の関心も高いです。(ロシア語 A・H)

韓国人観光客に大人気の日光。名所としてのインパクト大の場所が世界遺産に登録されると大ヒット観光地が生まれるのではないかと思う。日光がその代表例。 訪れるお客様は圧倒するスケールと豪華絢爛な彫刻に感動され、さすが世界遺産!と納得されます。(韓国語:Y・Y)

「大涌谷から望む富士山」 世界遺産だから好きなのか?世界遺産じゃなくても好きなのか?世界遺産であるなしにかかわらず中国人は富士山が大好き。 富士山が見えれば大喜び、恒例の各人得意のポーズを決めての写真撮影大会が始まります。他の世界遺産は「へぇ〜!」程度の反応が多い。(中国語 A・K)



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