今回の研修は箱根へのバスツアー。
箱根火山シンポジウム企画実行委員会が主催する「火山の国日本の箱根シンポジウム」の聴講をメインに、大涌谷
自然科学館を見学しました。
箱根の基盤は地質時代に遡ります。第三紀前期中新世(約2千万年前)に、伊豆から箱根にかけて海底火山の活動がおこりました。
そして、約30万年以前から繰り返し起こった噴火活動の後、約5万年前以降 現在の箱根火山体が形成され始めます。もっとも
最近は約3千年前の神山の水蒸気爆発で、大涌谷周囲では今でも断続的ながらも水蒸気爆発が続いています。箱根火山はフィリ
ピン海プレート北端部に位置し、プレートや断層の動きと、火山活動の関係が心配されます。
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