2016年東日本地区新合格者研修会レポート

「バス前方の男体山」 JFG始まって以来のバス4台口(英語3台・多言語1台)で開催した東日本新合格者研修会は2月28日に予定通り168名の受講生全員を無事に送り出し、大成功のうちに終了した。

「芦ノ湖船上からわずかにみえる富士」 昨年まで好評だった部分はそのまま受け継ぎ、新たに今年の研修内容で工夫した点は、ロングドライブの「箱根・富士」実地研修にある。 例年は「鎌倉・箱根」の組み合わせで実施しているが、あいにく今年は鎌倉の大仏がちょうど研修期間に保存修理工事中で全く拝観できないとのこと。 また大涌谷の立入規制が依然続いていたことから、今年は「箱根駒ケ岳ロープウェー」の助けを借りて、山頂からの芦ノ湖と富士山の景色を楽しみつつ、 奥宮への散策も研修に取り入れた。 また、東富士五湖有料道路では木々で見え隠れする大きな富士山を車窓から確認し、この日の研修最後は富士ビジターセンター立寄りで締めくくった。

「セミナー」 受講生の皆さんはどの方もとても熱心で、真剣に研修と向き合っておられる姿が印象的だった。 以下、研修会最終日に提出して頂いた受講生からのアンケートの一部をご紹介する。

・「研修を受ける前と受けた後で、明らかに自分が変わりました」(アジア言語・女性)
・「厳しくもやりがいのある「ガイド道」の入口に立った気がします」(英語・男性)
・「「トークの質」=きちんとした下調べ・知識ということを感じました。=思い知らされました。その「自然さ」がすごいと思いました。 あれは「押し付け」と「情報提供」の差をつかむ勝負?!という気がしましたー(ヨーロッパ言語・男性)」
・「ガイドの仕事の厳しさがよくわかりましたが、やりがいもあると思い、その思いを体験したく、職業欄に「通訳案内士」と書けるように頑張ります」(英語・女性)

「雨の明治神宮」 今回このJFG東日本新合格者研修会を受講して下さった皆さんに心からの惜しみないエールを送りたい。


(小林 恵)

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