西日本地区新合格者研修会報告

2008年度通訳案内士試験合格者を対象とするJFG説明会を2月14日(出席者77名)、研修会を2月25日〜28日に開催し、滞りなく終了しました。

「大阪城」 JFGが「プロガイド集団」として発展していく為には、パート感覚・土日就業のガイドではなく、 フルタイムで就業する真のプロを育成しなければなりません。それ故、西日本地区では研修会参加資格を明確にしました。 即ち、専業ガイドとして就業する意志があり、4日間とも出席出来る、ことです。 (これまで、3日だけ出席する受講生が相当数いらっしゃいました。)

水曜日〜土曜日という平日中心の日程設定にも関わらず、100余名の申し込みがありました。 当初、募集定員は44名でしたが、60人乗りバスが確保できたので、47名としました。(女性42名、男性5名)

「二条城」 今年の受講生は30代、40代、50〜60代、が同じ割合になり、若々しく、プロになりたいという強い意志を持ち、積極的に熱心に参加して下さいました。
参加資格基準を定め、研修会テキスト・地図等の資料を事前に送付し予習を促したことが、功を奏したものと思われます。

英語32名に対し、他言語が15名で全体の1/3を占めました。(仏語5、中国語3、西語3、独語2、露・伊 各1)

「清水寺三重塔」 今回、英語による実習は一切行いませんでしたので、アンケートではこの点が指摘され、 英語で、出来れば全言語で、モデルガイディングをしてほしかったとのコメントがありました。 全ての言語で研修を行うのは理想ですが、今のところ実現は困難です。 英語でのガイディングは、好評なのは承知しておりますが、JFGに入会すればブラッシュアップ、プレゼンテーションなどの研修もあり、 他の言語との公平性を保つ為には、避ける方が賢明であると判断いたしました。 その代り、ベテラン会員のご協力を得て言語別に懇親会を持ち、全ての受講生のご要望に応じました。

説明会・研修会を立案実施するスタッフ・講師全員が現役のガイドであること、研修内容・プレゼンの仕方・立ち居振る舞い、 これら全てを通して「プロガイドの在り様」を実感し、理解し得た、とのコメントを多くの受講生から頂戴いたしました。


(佐波 登志子)

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