前回までは、お客様に満足していただくための定番&アイデア「小道具」、お客様からの忘れられない珍問・奇問
パート1をご紹介しました(このページの下から リンクできます)。
第4回は、珍問・奇問のパート2をお届けしましょう。
プロの通訳ガイドたるもの、お客様から何を訊かれようが「知らない、わからない」と言ってはいけないとされて
います。
思いもかけなかった質問や、盲点をつかれる疑問にも何とか答えをひねり出さなくてはなりません。また、宗教や
政治に関しては「当たらずとも遠からず」といったような微妙な受け答えが必要とされるときもあります。
珍問・奇問を受けたガイドがどのように答えたか、想像しながら読んでみてください。
素朴な疑問
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日本と韓国は同じ言語ではないのか?
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昨日チェックインを済ませたばかりのホテルのロビーで、
私の部屋番号は?
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あなたのお給料はいくら?
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地下鉄に乗っていて、人と目があった時は、どう
したらよいのか? |
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2月頃、湘南道路を走っていて、
今、水温はどれくらいあるのか?
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芦ノ湖の遊覧船で、
ここに鮫はいるの? |
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二条城のお堀の水はどこから来るの?
― アメリカ人男性 |
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同じく二条城の大広間で、金髪の大名人形が
あったがどうしてか?
(注:現在はありません) |
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奈良の大仏は何度か破壊されたが、そのときに壊れた銅の塊は他のものを作る
材料としてリサイクルされたのか? |
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大阪城でエレベータに乗ったとき、表示に1・2・3・4・5・7・8Fと
あるのを見て、なぜ6階がないのか? 何か深い意味があるのか?
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花粉症の季節に、白いマスクは公害対策のため?
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酸素ボンベが街角に置いてあるって本当?
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京都でも円は通用するの?
― アメリカ女性 |
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新幹線の車内で、この列車は原子力列車なのか?
― フランス人 |
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エレベーターに乗る際、私、先に入ってしまって
いいのかしら?
― 女性のお客様 |