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【通訳ガイドレポート】コロナ禍でのガイドの仕事復活

2022.11.15

6月から開始された入国規制緩和は、10月からは更に門戸を広げ各観光地にも外国人の姿を多く見かけるようになりました。感染者数が再び漸増している一方、今秋急に忙しくなったガイドさんも少なくないようです。コロナ禍でのお仕事の様子を伺いました。

 

1.お客様の概要: 国籍、人数、構成、旅行の目的など
・韓国から企業交流イベントのインセンティブ
・ロシア芸術大学の教授と学生の団体、日本の芸術家との交流、企画展
・オーストラリア人のFIT ビジネス;ジュエリー関係
・アメリカ国籍ブラジル人父子 ビジネス;鈴鹿FI関係者
・イタリアから新婚の夫婦 新婚旅行 アニメや漫画に興味持つ
・ブラジル人親子 子供の誕生日祝いとして コロナで延期したがようやく実現
・ブラジル人団体 10月の県人会世界大会に出席
・7月からビジネス(国際会議、インセンティブ)10月半ばから観光客(英語・西語)

 

2. 訪問先
・観光の定番:都内(スカイツリー、明治神宮、皇居、浅草、秋葉原、銀座、渋谷、原宿、築地場外、お台場)、箱根、富士山、鎌倉、日光、京都、奈良、大阪、金沢、立山黒部、白川郷、高山、長野、日本平、広島・宮島、松山、岡山、直島
・高野山で体験もの(瞑想、習字、トレッキング)、上野動物園のパンダ、美術館、ポケモンセンター、ジブリ博物館、表参道の建築、豊洲のチームラボ

 

 

3.マスク着用など感染対策へのお客様の協力具合
・全体的に日本のマスク・手消毒など事情は事前に知っていて協力的。 息苦しいが、日本では仕方がないと受け入れていた。日本人のお互い相手を思いやる習慣だねと言われた。でも、食事中の黙食は無理。会話になるとマスクを下げる人が多かったし食事後、再度のマスク着用を忘れがち。それでも、注意すればちゃんと対応してくれた。
・一方で、注意しても車内でマスクをしてくれない上、話し声も大きかったお客様もいた。

 

4.コロナ前との違い-観光地、ガイドの仕事のやり方
・検査キットや解熱剤を用意。毎朝体温など健康チェックが必要だった。マスク着用でのご案内なので、以前より大きくはっきりと発声するよう努めた。イヤホンガイドを活用した。
・6月の開国直後は、体温測定を頻繁に求められ、ガイドの連絡先も記入していた。行動履歴を厳重に把握する必要があった時は、WhatsAppで報告をもらったりして、以前よりコミュニケーションアプリを多用するようになった。10月の規制緩和以降は、特に若いカップルはスマホにアプリを入れてガイドなしで自由に行動する傾向にあると思う。
・有名観光地でも平日はお店やレストランが閉まっていた。喫煙所や両替所、英語のメニューがなくなっていた。ホテルでは、朝食ビュッフェがセットメニューになっていた。間隔をあけるために座席数も減らしていて行列ができていた。ベルデスクやコンシェルジュデスクに人がいなくフロントに集中していた。博物館の目玉の展示がなくなっていた。
・フリーWiFiを設置している所が増えた。駐車場や観光地での導線が分かり易く改善されていた。メニューがタブレットになって英語や中国語の表記も導入されていた。以前は現金のみだったお店がキャッシュレスになっていた。
・2年半ぶりの仕事だったので全てが新鮮で、鎌倉で大仏が見えた時に思わずお客様と同じに歓声をあげてしまった。

(共同受注委員会)

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