2020年東日本地区新人5日間研修会報告
2020.7.15
実施日:2/15(土)16(日)と2/22(土)~2/24(祝・月)
参加者:104名(組合員20:非組合員84)
受講生年齢内訳:
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 合計 | |
男性 | 1 | - | 5 | 6 | 30 | 4 | 46 |
女性 | - | - | 7 | 36 | 15 | - | 58 |
計 | 1 | - | 12 | 42 | 45 | 4 | 104名 |
受講生言語別内訳:(重複合格言語取得者含む)
英語 | 中国語 | 韓国語 | ドイツ語 | イタリア語 | スペイン語 | フランス語 | ポルトガル語 | ロシア語 | タイ語 | 合計 |
76 | 3 | 1 | 2 | 1 | 7 | 10 | 4 | 1 | 1 | 106名 |
総評:鎌倉・箱根と日光のロングドライブ行程日は号車により天候がまちまちだった。箱根で富士山がはっきり見えた号車もあれば、強風のため駒ヶ岳ロープウェーが運休、芦ノ湖遊覧船もイレギュラー運航になった号車もあった。また日光では本格的な雪が舞い相当寒い思いをした場面もあったが、研修会終了後に回収した受講生からのアンケートによると「予定通りに進まないケースを体験できてよかったです。代替案をどうやって決定し、進めるかよくわかりました」「雪も降り悪天候だったので、良いケーススタディでした」「雨のケース、コース変更など、臨機応変な対応のとり方を実地で体験できて有意義だった」といった実践を見据えての前向きなコメントが多く目立った。
(左:箱根神社 右:日光華厳の滝)
研修会開催中はバス3台共通の「消毒に関する統一手順」を設け新型コロナウィルス対策もとっていた。横浜ベイブリッジ通過時には大黒ふ頭に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」がいやがおうにも眼に入ってきて緊張が幾分はしった号車もあった。後に緊急事態宣言の発令と解除、コロナと生きる「新しい日常」がこのように続くようになろうとは研修会時点では想像することができなかった。ひたすら前向きな受講生のアンケートを読んでいると、そのモチベーションを維持しつつ早く実際にガイドができる状況になる日がくるのを祈るばかりである。「通訳案内士の仕事がしたい、みなさんのように輝く笑顔で仕事がしてみたい、と強く思いました。本当にありがとうございました。」「こんなに教えてくれるんだ!こんなにてんこもりなんだ!!こんなにHigh levelなんだ!!!と、とにかく自分の未熟さを感じて、自信を失った研修は初めてでした。でも、くやしいから本気になって、やる気がみなぎってきてます!」「どの日も講師を努めて下さった先輩方が素晴らしく、ここだけの話などと言われながらも、惜しげもなく経験と知識を披露して下さるので、目も耳も手もフルで働かせても追いつかず、脳ミソが溶けて流れてしまうかと感じたほどでした。」
実施にあたり快くご協力してくださった多くの方々に心からの感謝を申し上げたい。
(小林 恵 ドイツ語)